高橋歯科醫院

神戸市北区西鈴蘭台の歯科 高橋歯科醫院,神戸市北区でインプラント、マイクロスコープ、
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2022 謹賀新年

2022年1月1日

2022 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

 

昨年は長引くコロナ禍において1年間大きな問題なく診療を続けられたこと、またその支えとして携わってくださった方々に感謝申し上げます。

 

昨年で当院は開業10年目を迎え、今まで多くの患者様の治療に携わらせて頂きました。

一次医療機関としてのかかりつけ医の役割だけではなく、専門性を持った医療の提供が出来る歯科診療所として地域の皆様に認知して頂けるようになってきました。コロナ禍で思うような活動が出来ない事もありましたが、そんな中でもスタッフ一同で研鑽を積み多くの患者様の口腔環境の改善・健康維持に寄与出来たと感じております。

 

メンテナンス患者様が増加したことで予約が取りにくい時期もありましたが、診療ユニットの増設とスタッフの増員によりご迷惑をお掛けすることも少なくなりました。

↑ 主にメンテナンスをおこなう診療ユニット

 

また当院は開業当初から精密治療に力を入れており、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を完備して治療に当たって参りましたが、メンテナンスでもより精度の高いクリーニングの実践と歯石の見落とし等のエラーを少なくするために衛生士全員に拡大鏡(ルーペ)の装着を義務付け、処置にあたるようにしました。

↑ 拡大鏡( 2.5〜3.5倍)、精度の高い作業をするための必須ツール。LEDライトも付属し明視下での作業を手助けする

 

当院が最も大事にしている事の一つとして器具の消毒・滅菌および清潔域・不潔域での対応の区別があり、それらについては開業時から手間暇をかけ高い意識を持ちながら行なってきました。一時期、メディアで歯科治療に用いるエアータービン(歯を削る機械)の使い回しを問題視した報道が繰り返しされてきましたが、当院では患者様に安心して治療を受けて頂くための環境作りという点からコストを省みず真摯に対応してきました。こうした院内感染対策は、ひいては働くスタッフの安全にも繋がると考えており、より高度な滅菌システムを導入しました。コロナ禍で衛生管理の重要性が改めて注目されています。患者様が直接実感出来る事ではありませんが、医療現場の基本的なところにおいても今後もアップデートを行なっていきます。

↑高性能洗浄器(ミーレジェットウォッシャー)とクラスB オートクレーブ(Lisa)。国際規格に準拠した高性能機器により高い滅菌効果が得られる

 

コロナの影響は予想以上に甚大で、社会生活の変化は凄まじく早くまた大きいものとなっています。

我々医療に携わる者は今後も未知のウィルスが現れる事も想定しながら、地域医療と質の高い医療の提供を絶やさぬよう、試行錯誤しながら変化に対応出来るよう精一杯臨んで参る所存です。