今回渡米した一番の目的は、マイクロサージェリーのトレーニング を受けにペンシルバニア大学を訪れることでした。

マイクロサージェリーとは外科的歯内療法の事を言います。

ペンシルバニア大学は長年世界の歯内療法を引っ張るトップランナーであり、キム教授はマイクロサージェリーのパイオニアとして歯内療法外科の分野を飛躍的に発展させてきた偉大な方です。

通常の根管治療で治癒に至らなければ外科的歯内療法を併用するのが今や世界の常識となっていますが、いまだ日本では歯内療法外科が敬遠されがちです。

実際、臨床現場では根管治療が上手くいかずお悩みの患者さんを多くお見かけします。

当医院も世界基準の根管治療を実践し、患者さんに質の高い医療を提供するため、キム先生に直接ご教授頂くため今回の渡米となりました。

自分の技術を見直す機会になっただけでなく、世界の基準、最新のテクニック・器材に触れ、大変充実した時間を過ごすことが出来ました。
今回得た知識、技術を今後多くの患者さんに提供出来ればと思います。